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【なろう小説】冰剣の魔術師が世界を統べる

ふと目について読んだらドツボだったので早速紹介。
と言っても見つけてから一月ちょい、読むのが楽しくて記事にするの忘れてました。

一応記載しておきますが、ネタバレ含みます。

独断と偏見による評価

よくある最弱(さいきょう)系主人公の無双学園モノ。
ただ、その中でも比較的合理的といいますか、「評価基準がゴミなので~」といった旧時代的な最強ではなく、諸事情により実際その程度な能力しか無い系主人公で、能力は低いけど、強かった頃の経験とか知識とかそもそもなところはかなりハイレベルといった系譜。

すでに現時点で1年後(作中)にて強大な相手と戦う事が確定しています。そのため作中では3年という療養期間を設定しているにもかかわらずその1/3という短い期間でオーバーヒートをどうにかしなくてはならなくなっています。
今この時点から正直それが楽しみでしか無い。冰剣は近接戦闘最強という表現が何度も出てきていますが、1年後に戦う事になる相手も近接戦闘を得意とする絶刀の魔術師を継承した存在。
魔術師と言いながらも剣技を極めた存在であればその間合いは冰剣と同じ近接戦闘となる。
作中でも近接戦闘最強格と評されていますからね。

とはいえ勝つのは(少なくとも最終的に最強と呼ばれるのは)主人公でしょうけども、「最強」と「最強格」がオーバーヒートというハンデを負って戦う場合。どちらが勝つのかわからないですね。どちらが勝っても物語としては成り立たせることが可能だと思います。(ハンデ的に)

記載時点の読了ポイント
現在、150話伝説虚構の魔術師まで読んだ状況で記載しています。

より詳しい感想、考察などは章別の考察記事をどうぞ!

冰剣の魔術師が世界を統べる1章を読んで

1章は世界観と主人公レイの背景が語られる章。置かれている状況、能力それらを知った上で2章以降巻き起こる問題に立ち向かうレイ達を楽しむ準備期間。
ちょっと広げすぎな気もしつつ、でもきれいに回収していくので安心して読める。

冰剣の魔術師が世界を統べる2章を読んで

冰剣を語る上で避けては通れないリリィ初登場。
もうなんていうか、作者が以前ツイッターで言っていたが、女装回の勢いはすごいものがある。


冰剣の魔術師が世界を統べる3章を読んで

物語は冰を溶かさんが如くヒートアップ!
「冰剣の魔術師が世界を統べる」タイトルの時点でセリフとして出てくる時、それがこの物語においてレイ=ホワイトのための舞台が整う。そんな気がしていた。
そして、オーバーヒートの封印からのそれなりな出力での戦闘を行うことが出来る程度には安定?回復してる事も一つの事実だろう。
2章で挑まれた1年後の勝負に向けて、能力の開放範囲を広げつつ、術の精度を上げていくのかなと期待です!エンコード部分の精度向上!

番外編:氷剣の魔術師に登場する魔術理論を徹底解説

第3話でも登場する魔術理論事、コード理論。
講義という形で簡単に紹介されていますが、これを詳しく理解することでさらに楽しめます。
作者からもこんなお言葉をいただくぐらいにはガッツリ分析してます!(3000文字程度)


とはいえ、魔術理論の解説はおまけなんですけどね笑
言いたいことは、骨最高!悪の召喚術師も表現可能だよね!!!といういつもどおりの勢い記事です。

ネット小説いろいろ読んでます

いろいろ読んでは感想を辛辣に思いのまま書いてるので、好みが合いそうな方はぜひ。

まとめ

感想のところでは触れてませんが、この作品の強みはその練り込まれた魔術体系ではないでしょうか。
男子だいたい好きっしょってぐらいこの第一物資からの流れ。理系作者なんだろうなーっていう気持ち。魔術は感覚みたいな作品と、魔術は理論みたいな作品どちらがいいか悪いかは別として、個人的に好きなのは後者です。
超理屈派な自分としてはって感じがひしひしと!

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酔麿呂

酔麿呂

極普通のお酒とゲームが好きでオシャレな雑貨に弱い元SE。趣味はAmazonでウィンドウショッピングすること。 SEと言いつつもDBAとして米国での就労経験があったり、人事・総務・財経とあらゆる部門の経験を持つ異色のフルスタック系エンジニアです。

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