着物を着始めた頃は着る回数も少なく、着たらすぐにクリーニングに出してしまっていたので、ちゃんとしたたたみ方を知ったのは実はだいぶあとな山田花子です。
着物、長襦袢と続き、今回は手っ取り早くわかる簡単な羽織のたたみ方を写真付きで１手順ずつ説明します。
羽織以外のたたみ方はこちら
着物をたたむのは実はとても簡単！わかりにくい専門用語はなしで簡単な着物のたたみ方を写真付きで説明します。 ほとんど見えないからと手を抜く必要はナシ！長襦袢は簡単にたためます。わかりにくい専門用語はなしで簡単な長襦袢のたたみ方を写真付きで説明します。
【全ステップ画像付き】簡単きれい！着物のたたみ方 #着物編
【全ステップ画像付き】簡単きれい！着物のたたみ方 #長襦袢編
準備
まずは羽織をたたむスペースをくまなくお掃除！
広げた羽織に汚れが付いたら元も子もないので、しっかりと。
大きな布などがあれば床に敷いておくと、羽織が汚れる心配が減ってよいです。
衿（えり）をたたむ
綺麗にしたところに羽織広げて、しわを伸ばして整えます。
まずは片方の端を脇の下から裾にかけて折ります。
着物や長襦袢と違い、羽織には「マチ」があるので、縫い目ではなくマチの中心で折ります。
先ほど整えた方の衿を赤い線の縫い目から折り返します。
緑色の線で印をつけてある箇所に反対側の衿のはしを合わせるように折ります。
折り目が縫い目ではないので布が余って不格好ですが、あとで直すので気にしなくて大丈夫です。
衿元は首の後ろにくる部分を折り返して、三角を作ります。
さらに赤い線の位置で、衿が重なるように再度折ります。
半身になるようにたたむ
青い線の位置で折り、緑色の線の折り目に合わせるように引っ張ります。
着物や長襦袢と違い羽織には「マチ」があるので、縫い目ではなくマチの中心で折ります。
このときに中がくしゃくしゃにならないように注意してください。
袖を下側に折り込みます。
半分にたたむ
赤い線の印がある衿の端の下あたりで半分に折ります。
参考
完成
着物と似ていますが、マチがあるので少しだけ折りにくいですね。
で す が 、
羽織は汚れ除け・帯が上手くできなかったときの目隠し・防寒具と大活躍なので、しっかりたたみ方をマスターしましょう！
