暑い夏が到来すると、どうしても気になるのが臭いや紫外線。そして虫…虫!!!
小さい頃、エアガンマニア(?)が近所の家に出来た蜂の巣を狙撃し、撃ち落としたら蜂が大暴走。
その家に住むおじいさんが3回蜂にさされ搬送されるといった事件が起きたことを覚えています。
みなさん蜂は想像以上に危険な生き物です。毎年死者も何人もでています。エアガンで巣を撃つのはやめましょう。
え?そんなことする人そうそういないって?
知ってるよ!でもやる人がいたんだからしかたないじゃないですか!!
Contents
日本で注意すべき主な蜂
蜂といっても世界には千を超える種類の蜂がいます。
まずは、日本で注意すべき蜂のおさらいをしましょう。
スズメバチ
世界でも上位に君臨する攻撃性の高い蜂。
ただ、その攻撃性は防衛面に大きく秀でており、無闇矢鱈に人間を襲うものではありません。
その殆どが「巣に気づかず接近してしまった人間」が刺されているだけでもあるので、注意しむやみに刺激しなければ常に警戒する必要はありません。
しかし、スズメバチによる死亡例は熊や毒蛇等に襲われるケースよりも多く春先~晩夏にかけて蜂の巣には注意が必要です。
アシナガバチ
だらんと垂れるように伸びた脚が特徴の蜂。
スズメバチと比べておとなしく、巣や蜂そのものを刺激しない限り刺されることはすくない。
洗濯物に止まっている事が多く、気づかずにしまい込み攻撃されるといったケースが多い。
ミツバチ
ミツバチは成虫となった後、育った巣穴に蜜をためる習性がある。蜂蜜である。
またミツバチの巣はとても大きくなる事も知られており、一つの巣に数千~数万匹もの個体が存在する巣もあります。
蜂のシーズン
(2019/3/23日現在)今年はすでに蜂の発見報告があがっており、シーズンインしたと言われています。
ハチ110番(https://www.hachi-seo.jp/)では4月~11月がハチのシーズンとのことです。
洗濯物を外干しした際などは知らず知らずのうちに蜂を刺激しないよう注意しましょう。
蜂が危険な理由
なぜ蜂が害虫と言われるのか、それはその毒性や攻撃性です。痛みはもちろんのこと、冒頭でも記載した通り人を死に至らせる毒をもちます。
ただ、直接的に死に至るわけではなく、その成分による過剰なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)により起こされます。
アナフィラキシー
アレルギー性物質によるアレルギー反応のことを言います。
身近な物で言えばじんましんや血圧の低下や腹痛などですね。
蜂毒によるアナフィラキシーは症状が出るまで10分~15分ととても早いのが特徴で、重症化するとその更に15分後には心停止になる事もあります。
とても危険なため、くれぐれも蜂や蜂の巣を刺激しないようにしましょう。
そして、蜂の巣を見つけた場合は大事になる前に駆除してしまうことを検討しましょう。
自宅や敷地内で蜂の巣を見つけたら?
- 放置する
- 自分で駆除する
- 業者に依頼する
取れる選択肢としては上記の3つだと思います。放置するのは不安、でも業者に依頼すると高くつくよね…という人は自分で駆除するのもよいかもしれません。
駆除して安心した日常を!自分で蜂の巣駆除するための知識と限界。危険なのでDIYにこだわらず、業者に依頼するのも一考の価値あり!
【DIY】蜂の巣を自分で駆除して安心して生活を!
※蜂の巣駆除は危険がつきまといます。自分で駆除可能な巣かまずは見極めましょう。
まとめ
どうでしたか?蜂が危険だということは皆さんご存知だと思います。
「2回刺されると死ぬ」という話を聞いた事がある方もいますよね。
これは1度目に刺された際、体内で蜂毒に対する抗体が出来、2回目に刺された際に過剰反応を引き起こすためと言われています。
しかし、アナフィラキシーを引き起こすヒスタミンという物質は蜂毒にも少量含まれており、1度目に刺されたときから重症化する事があるため、1度目は大丈夫だというあやまった知識は今日この場で忘れてしまいましょう。